Travian(トラビアン)は復活させるべきと思えるほどの最高のゲーム
この記事に興味をもっていただきありがとうございます。
最近のゲームって進化が凄いですよね。ゲーム内容やグラフィックが昔と比べると「これって現実じゃないよね?」って感じるほど向上してます。更にプロゲーマーやストリーマーという職業が確立されてきています。「スポーツ」と同様に「ゲーム」が「やる」だけではなく「人を魅了する」モノになってきてると感じています。
そんな進化を遂げたゲームの中で「あなたの好きなゲームはなんですか?」と聞かれると皆さんは何と答えますか?LOL、VALORANT、APEX等最近のゲームが多いのではないでしょうか。私はなぜか20年程前のゲームtravian(トラビアン)と答えてしまいます。
travian(トラビアン)はゲームソフトをインストールする必要がなく、ネットに繋げればできるブラウザーゲームです。悪い言い方をするとショボいゲームです。そりゃあ20年前の昔のゲームですからね。(調べてみると2004年からサービス開始してるみたい)ただ自分でもショボいと思っているのに、なぜか当時を思い出したり、またやりたいなと考えてしまう不思議なゲーム。そんなtravian(トラビアン)の魅力を考えてみました。
私はてっきりサービス終了してると思ってたのですが、TravianLegendsとしてまだあるみたいです。ただ一応日本でもやってるよ風な感じで、日本人プレイヤーの方も少ないみたい。私は当時のJP1サーバーの10000人以上日本人プレイヤーがいた盛り上がりが復活してほしいと思っています。
ざっくりトラビアンってどんなゲームよ?
- 自分の村を作って発展させてく箱庭育成ゲームだよ🙂
- 時間はリアルタイムで進行していくよ🙂
- オンライン上のプレイヤーと仲間になったりできるよ🙂
- 他のプレイヤーの村を攻撃して物資を奪ったり、村を破壊したりできるよ🙂
- 最終的なゴールは大きな塔を建てることだよ🙂
もっと詳しく知りたい方はwikiトラビアンや4Gamer.netの記事一見するとまったり系箱庭シムだが、実は弱肉強食、略奪系。ブラウザーベースのオンラインストラテジー「Travianの世界へご案内」
トラビアンが最高になっていく3つの過程
ざっくりトラビアンの説明をしたところで、このゲームが最高のゲームと思えるようになっていった過程を大きく3つに分けて話していきたいと思います。ただ約20年ほど前の記憶なので曖昧になっている部分もあると思いますので、その点ご容赦願います。
ゲームなのに再起不能な一発勝負
「再起不能な一発勝負」この言葉がこれから語るうえでの最重要キーワードになります。
このゲームを知ったきっかけは覚えてないですが、ゲームの謳い文句は「1日5分から楽しめるまったり箱庭育成ゲーム」みたいな感じだったと思います。イラストもかわいい感じで、ゲームも簡単そうで暇つぶしに始めてみようかなと思い、私のトラビアン人生がスタートしました。
まず自分の村をどこに配置するか方角だけは選ぶことができます。北東、南東、北西、南西の4つから選びますと。私はいつも南東を選んでいました。理由としては、北東北西は猛者が大勢いてレベルが高いイメージで、南西は座標が(-00,-00)になるのでやりずらいなと、そして残った選択肢が南東でした。
方角を選んだらランダムな座標に自分の村が誕生します。周りにはオンライン上で繋がったプレイヤーの村が存在します。他のプレイヤーとの連絡手段は当時はボイスチャット機能なんてないので、ゲーム内での簡易的なメールのみ。
そんな環境の下、村の育成がスタートします。木、鉄、土、麦の4つの資源があってそれを使用して、自分の村に建築物を造ったり、兵士を配置したりします。これが全てリアルタイムで進行していきます。この建築物を建てるのに30分とか、長いと何十時間とか掛かってた気がします。なので画面をポチポチして後はまったり眺めるゲームと言われれば間違いではありません。
しかし村の育成が進んでいくと4つの資源が不足してくるわけですよね。資源が充足するまでボーっとしてるのも良いのですが、このゲームは2村目がとても重要になってきます。2村目をどこに作るかが今後のトラビアン人生を左右します。現実世界においても、どこに住むか?は非常に重要ですよね。都会なのか?田舎なのか?戸建てか?マンションか?周りの環境は?治安は大丈夫?とか考えますよね。同様な思考でトラビアンの2村目を検討します。他のプレイヤーも同様なので、人気な土地、不人気な土地がでてきます。土地の取得は早いもの勝ちです。ここからまったりゲーが変わってきます。
2村目を開拓するには1村目を一定のレベルまで育成する必要があります。2村目の土地は早いもの勝ちなので、いかに早く1村目を成長させて2村目を開拓するか。スピード勝負です。しかし4つの資源が自然に溜まるまで待っていれば人気の土地は他のプレイヤーに取られてしまいます。どうすればいいのか?
他のプレイヤーから資源を奪って自分の村の育成を加速させるのです!
ここで「他者を攻撃する」という要素がでてきます。近隣には他プレイヤーが大勢います。そこに自軍の兵士を送って資源を奪ってきてもらうのです。攻撃に関してもリアルタイムなので、近隣の村でも往復30分かけて攻撃とか、ちょっと離れた村なら1~2時間かけて攻撃とかになります。
さらに相手も村に防御兵を配置して撃退しようとしたり、イン率を高めて資源を効率よく使い貯めこまないよう対策をしています。なので時間をかけて攻撃し、結果資源を奪ってこれなかったとか、攻撃兵が撃退されて全滅したなんて事も起こりえるのです。現実世界と同様トラビアンの世界もtime is money なのでそんな失敗は2村目を開拓する上で許されません。
そこでまず相手の村に偵察兵を送り込み情報を取得するのです。偵察が成功すると相手の村の資源の貯蔵量や兵士の数が取得できます。偵察が失敗した場合は相手がアクティブな状態(ちゃんとプレイしているため資源を貯めこんでいるわけがない)だとわかるためそもそも狙う価値がないのです。狙うは非アクティブなプレイヤー。ゲームをある程度進めて飽きて放置してる村、のんびりまったり箱庭育成ゲームをしてるプレイヤーです。リアルタイムで進行しているので、ログインしていなくてもトラビアンの世界も動き続けています。そんな村には使い切れていない資源がパンパンに貯蔵されています。そこを狙うのです。
流れとしては
- 偵察をバンバンして放置村などの資源がおいしい村を見つける
- 攻撃する
- 略奪成功!回収しきれなかった場合は何往復もする
- それ以外にもおいしい村はないかと他の略奪先候補を偵察で探す
- 自前の資源と略奪資源を使って村を育成して、2村目の準備を急ぐ
もうお分かりでしょうか。忙しいのです。最優先事項は早く2村目を開拓するなので、それに関係しないものは作らない、無駄をそぎ落としていくのです。そうは言っても自分の村も他から狙われる可能性もあるので、偵察兵や防御兵を置いたりして対策しなければなりません。リスク許容度は人それぞれなので最適解はありません。悩み、試行錯誤しトラビアンをするのです。もう仕事です。
2村目への準備をしていきながら、2村目の候補地を探す作業にも入らなければなりません。X軸とY軸のグラフがあって、中心部は都会、離れるほど田舎とイメージしてください。これは現実世界ではありえないのですが、土地の値段はどこも同じです。そうなるとほとんどの方が銀座の一等地を欲しがりますよね。渋谷とか新宿とかでもいいです。ただそんな人気の土地はライバルが多いです。仮に運よく取得できたとしても、中心部は人口密度が高く都心にはギラギラした猛者達が集まり、そんな彼らと競争しなければなりません。競争を避けるのであればちょっと郊外が候補になるかもしれません。中心部にアクセスしやすく、土地も競争が少ない分選びやすい。もしくはド田舎を選ぶ人もいるかもしません。中心部へのアクセスはかなり不便だが、周りは人もいなく自然がいっぱいでヌクヌク生活できます。これも人によってリスク許容度はそれぞれなので性格がでるでしょうね。候補地も3つほど用意します。第一希望先がライバルに先を越された場合、そこからゼロスタートで考え始める時間はトラビアンプレイヤーにはないのです。
そしていよいよ2村目への準備が整い、開拓を始めます。まず開拓者を目的地に向かってもらいます。目的地が遠いほど到着までに時間がかかります。私はちょい郊外の大農場をよく狙ってたのですが、うる覚えですが6時間~10時間ぐらいかかっていた気がします。この時間がドキドキするんですよね。
そして無事目的地に到着し2村目を取得できました。そこからさらに忙しくなります。2村目は生まれて間もない赤ん坊なので、付きっきりでケアをしていかなければならないのです。外敵からの脅威にさらされないように村の育成を進め、さらに1村目から資源を送り育成にブーストをかけます。ある程度まで村が発展するまでは寝ることは許されないのです。
2村目の育成が軌道に乗り始めたら本格的なトラビアンの開始です。もうあなたは村長ではなく、一国の王なのです。この2村目を国の首都とし、その周りに3村目、4村目、5村目と作り国を大きくしていきます。村が増えていく度に作業量が2倍、3倍、4倍となっていきます。
ここまでくるとトラビアンに多大な時間を要していますので、自分の国に愛情が湧いてきます。そしてこの時期になると他のプレイヤーも一国の主なので、国と国同士の戦争が勃発し始めます。序盤の攻撃は物資の略奪が目的でしたが、この時期になると「カタパルト」という兵器により目的が変わってきます。「村の破壊」です。このカタパルト攻撃が貫通してしまうと、リアルな時間を要して作った村の施設が破壊されゼロの状態になってしまいます。これが一部破壊レベルならまだ立て直しが可能です。ただ立て直し可能ではありますが、かなりやる気が削がれるレベル感です。私は実際そうでした。さらに「更地」というものがありまして、トッププレイヤー達の本気のカタパルト攻撃を受けてしまうとその村のすべてが破壊され、生まれたての赤ん坊状態に戻ります。真っさらなゼロベースの初期状態です。これが2村目の首都で起こってしまうと再起不能となるわけです。
このゲームは誰かが目的を達成し(大きな塔を建てる)サーバーがリセットされるまでに約1年を要します。このカタパルト攻撃を受ける頃にはプレイ時間が3ヶ月~6ヶ月頃でしょう。そんな時間を要して育てた首都がカタパルト貫通し、周りの村もカタパルトで更地にされ再起不能になり、実質ゲームオーバーになるわけです。ゲーム開始から半年経った状態でまたゼロに近い状態から始める気にならないでしょう。始めても周りのプレイヤーに肩を並べることは不可能です。そうならないためにログイン時間を多くし、危険をすぐ察知できる状態にし、血眼になってトラビアンにのめり込んでいくのです。
そうトラビアンは再起不能な一発勝負なのです。
トラビアンの世界は社会の縮図
ここまでの説明で皆さんもトラビアンの厳しさを理解していただけたでしょう。多大な時間を要し、仕事のように取り組まねばならないと。そして大きな失敗はゲームオーバーを意味するので許されないのです。
弱肉強食のトラビアンの世界で最後まで生き残りたい。どうするべきか?
仲間を探すのです!
私は「一匹狼」に憧れます。集団に群れずに一人で何でもこなしてしていまうなんてカッコいいじゃないですか。しかしトラビアンの世界で一匹狼に憧れえて一人でプレイするのは即死を意味します。トッププレイヤーなら可能かもしれませんが、私みたいな凡人プレイヤーには不可能です。凡人の私が生き抜くには、組織に属して労働力を提供する代わりに強者達に守ってもらうのです。
トラビアンでは組織のことを「同盟」と呼びます。この同盟に属して外敵からの脅威を排除するのです。
勘のいい方ならもうお分かりだと思いますが、どの同盟に属するがとても重要です。現実世界と同じでどこで誰と仕事(トラビアン)をするかがその後の人生を決める大きな要因になるのです。
ここで私のトラビアン戦記を語らせてください。先に言っときますが、私は名を馳せた有名プレイヤーではありません。ただの下位プレイヤーです。そんな私でもトラビアンは最高のゲームだと思えた体験記をここに記します。
Travian jp1
私が最初にトラビアンを始めたのは jp1サーバーです。日本で最初のサーバーですね。実際はこの前にテストサーバーがあったみたいで、猛者達はテストサーバーで経験を積み、jp1サーバー開始と同時にスタートダッシュを決めていく中で、私は2~3ヶ月後の参戦だったと思います。現実世界と同様にトラビアンの世界でも time is money です。なのでもうこの時点で詰みなわけですが、初心者の私は夢と希望と期待を両手に抱えて足を踏み入れたのです。
種族の話をしていなかったですが、私はガウルを選択しました。
- ローマン(万能型)
- チュートン(攻撃特化型)
- ガウル(防衛特化型)
種族と方角をはじめに選択します。ここにhamao3の南東ガウル爆誕です。
最初は初心者保護期間というものがあり、たしか3日~14日ぐらいは周りから攻撃を受けないようになっています。この期間を真面目に取り組み村の体制を整えれば、周りからすぐにはカモられることはないわけです。社会人として新人研修を真面目に取り組み、帰宅後 wiki などを参考に予習、復習をし本配属に備えるわけです。
私は右へ倣えの平均的サラリーマンですから、同盟に所属する必要性を保護期間中に学び、どこに属するか検討するわけです。
就職活動の際になんとなく、あくまでもなんとなくですが、良い会社、悪い会社ってわかるじゃないですか。トラビアンの世界でも同じで同盟のプロフィール欄を覗くと、この同盟は強そう、弱そうというのがなんとなく想像がつくわけです。もちろん強い同盟に入って生き延びたい訳ですが、これも現実世界同様、何の能力もない初心者プレイヤーを受け入れてくれるわけがないのです。かつ強い同盟というのはゲームが上手いプレイヤーの集まりですから、ガチでゲームに取り組まねばならないようなプレッシャーを勝手に感じ、「さすがにそこまでは無理かも、、、」と思い入りずらいわけです。
実際どういった同盟があるかというと、2ちゃんねる掲示板の各カテゴリーの住人の人達や、普段プレイしているゲームタイトル別で集まったりしている人達、あとは純粋にこのトラビアンの中で知り合った人達みたいな感じでしたかね。
そこで私は自分の村の周りを見渡して、私が入れそうな中規模同盟でかつ長く生き延びれそうな同盟を探すわけです。
私が所属した同盟は@stock同盟です。
ここは2chの株式板の人達の集まりでした。私がここを選んだ理由は、なんか株をやってる人は大人で常識人が多そうと思ったからですね。ただ私は当時株なんてやっていないので、加盟申請の際に「株やってないですが、大丈夫ですか?」と聞いた気がします。
@stock同盟 hamao3 爆誕です!
ここから一同盟員として活動していくわけですが、これがまさに現実社会での活動と似ているのです。
まず同盟には盟主と呼ばれる組織のリーダーがいるわけです。その下に副リーダーみたいな人が1名~複数名います。だいたいこの方達が同盟運営の中心となり、組織の方向性を決めていくわけですね。さらにその下にログイン頻度の高いアクティブ同盟員がいます。あとログイン頻度の低い同盟員ですね。そりゃあ普通に仕事してれば毎日数時間プレイするのは不可能なわけですよ。
そして一つの同盟は最大60名だったと思います。同盟員が60名を超えるようになるともう一つ組織を作るわけです。
〇〇同盟1stと〇〇同盟2ndみたいな感じですね。要は小会社ですね。同盟間の立ち位置としては、本体と下部組織みたく上下関係を持つスタイルもあれば、お互い対等なスタイルもあり様々ですね。本体にエース級を揃えるところもあれば、各同盟にバランス良く配置するところもありますし、村の位置が近いほうが連携を取りやすいので位置で分けるところもありましたね。
1st ,2nd ,3rd と大きい同盟だとドンドン増えていくわけですが、同盟1つ1つに運営するために管理者が必要になるわけです。私みたいな責任感のない同盟員だけでは烏合の衆になるだけなのです。
さらにある地域にA同盟、B同盟、C同盟という協力関係のない違う3同盟があったとします。通常だと後々敵対関係になるのですが、戦争を避けるために友好関係を結ぶこともあるわけです。その交渉をするための外交担当の方がいたりするわけですよね。
さらにさらに、トラビアンの世界では少数精鋭が成り立ちにくいです。エース級のプレイヤーを何人確保できるか、そして核となるプレイヤーをサポートする一般プレイヤーを大量に確保できるか、数が物を言うわけです。そのために周りの村に加盟を勧誘する役割や、加盟希望者を精査する人事担当も必要になるわけです。
そうこれはまさに「企業じゃん!」です。
ピラミッド構造となり、役職を担い組織を運営していくわけです。もちろん私は@stock同盟では平社員でした。スキル、経験はないがログイン頻度の高い一般同盟員でしたね。
同盟にはフォーラムという連絡掲示板みたいなものがあります。ここに同盟内の情報が日々更新されていくわけです。初心者向けに村の育成の解説があったり、戦争に向けて攻撃兵や防御兵の準備要請があったり、運営方針についてアンケートがあったりと様々な情報がありました。さらにIRCというチャットツールを使ってリアルタイムで情報共有もしていました。私はオンラインゲームの経験は多少あったのですが、IRCを使ってチャットしながらゲームをしたことがなかったので、とても楽しかったですね。
この@stock同盟ですが皆さんとても良い人達の集まりでした。これも私がトラビアンにはまった一つのきっかけでしたね。今はNISA、新NISAと株式投資が一般的になってきて私も多少かじってますが、当時は株なんて全く知らなかったので、あの時株の知識があれば皆さんともっとコミュニケーションがとれて楽しかったんだろうなと、この記事を書きながら思っております。
こうやって楽しくトラビアンライフを送っていた私ですが、遂に戦争が勃発します。戦争になった経緯は、昔のこと過ぎて覚えてないのですが、こちらが小~中規模同盟なのに対して相手は大規模同盟でした。
この戦争がどういったシステムかというと
- 敵の村に自村の攻撃兵を出兵させる。村への距離が遠いほど着弾時間が長くなる⚔️
- 出兵したと同時に相手の村に攻撃ランプが点灯し、自村が攻撃を受けるんだと認識できる。この時に着弾時間はわかるが、相手の戦力がどのぐらいかはわからない⚔️
- 着弾すると一瞬で攻撃側VS防衛側の戦闘ログが出て戦闘結果がわかる⚔️ 攻撃側(全滅)防衛側(100人中50人死亡)みたいな
- 防衛側は仲間の防衛兵を援軍として受け入れることができる⚔️ 自村の防衛兵100人 仲間の防衛兵200人 合わせて300人で防衛
- 反対に攻撃側は自村の攻撃兵でしか攻撃できない⚔️ 自村の攻撃兵100人 仲間の攻撃兵200人 合わせて300人で攻撃はできない
ざっくりこんな感じなんですが、自村の村に攻撃を受けると
⚔️攻撃⚔️2:00:00
画面に表示されるわけです。そうなると「やばい!2時間後に着弾する」となり、IRCで「攻撃ランプ点灯しました。援軍お願いします!」と仲間に援軍要請をするわけです。そうすると同じ同盟員の仲間から「〇〇村に防衛兵送りました」続々報告くるわけです。この時点で緊迫感がありとても楽しいんですよ。
上記を踏まえると、基本的には防衛側が有利になります。攻撃側は自国の一つの村からの攻撃兵でのみしか攻撃できないので、防衛側は攻撃ランプが点灯した村に同盟の防衛兵を着弾時間前に集結させればいいわけです。
攻撃力=1人のプレイヤーの1つ村の攻撃兵の総数
防衛力=複数のプレイヤーから防衛村に集められた防衛兵の総数
しかし攻撃側も「俺の溜め込んだ攻撃兵をお前らの同盟の総力で止めてみろ!」と単細胞なおバカな人はおりませんので、色々と小細工をしてくるんですね。
それがフェイク攻撃です。
ここで攻撃する側の視点に立って考えてみましょう。
先ほども言ったように、攻撃力=1人のプレイヤーの1つ村の攻撃兵の総数 なので自分の1つの村の所有する攻撃兵を全乗せして一発として発射するのです。攻撃兵を作るには多大な時間と資源が必要になります。複数の村から攻撃兵を集めて一発の攻撃にできないので、一つの村を攻撃兵を作る専門の村とし、周りの村から必要資源を集め造兵スピードをブーストし強力な攻撃力にするのです。
防衛側が仮に1000人の防衛兵を集めたいとしたら、100人の仲間から10人の防衛兵をもらえばいいのですぐ集まります。しかし攻撃側が1000人の攻撃兵を用意するとなると自分で、しかも1つの村で1000人造兵しなければなりません。労力(時間と資源コスト)を考えると、防衛と比べて攻撃兵が削られるというのは致命的な損失になります。
なので自分の攻撃兵をたんまり積んだ攻撃(本命攻撃)を敵側にバレたくないわけですね。そこで敵プレイヤー所有の複数の村に攻撃をするのです。そうすると攻撃を受けたプレイヤーは
「私の所有する村全部に攻撃ランプが点灯した!どれが本命の攻撃なんだ!」となるわけです。そう攻撃ランプは着弾時間はわかれど、相手の戦力は着弾するまで分からないのです。
さらに敵同盟の複数のプレイヤーに攻撃をすると、「攻撃ランプ点灯しました」「私も点灯しました」「俺のとこにも点灯した」「わしのところにもきたぞ」となりますよね。
さらに同盟員全員が敵同盟の複数のプレイヤーの複数の村に攻撃すると、攻撃ランプが点きまくって「わけわからん」状態です。
次は防衛側の視点に立って考えてみましょう。
仲間の同盟員ほぼ全員に攻撃ランプが点灯している状態です。その状態から攻撃兵をたんまり積んだ実弾(本命攻撃)とフェイクを見極めないといけません。敵の規模や情報をもとに実弾を打てるアタッカーと呼ばれる人達が何人ぐらいいるのかを推測し、どこを守るべきなのかを判断しないといけません。各々が自前の兵で自村を守ればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、相手のアタッカーと呼ばれる人達は基本的にトラビアンが上手いプレイヤーが担うので、実弾のレベルは一人の防衛兵で防げるレベルを優に超えています。なのでアタッカーの実弾を防衛するには複数人で守らなければなりません。すなわち全員を守ることはできないのです。
そうなると「誰を守るか?」です。取捨選択です。
これは企業経営に似ていると思います。売上が下がり経営が傾いた時に、企業が取る選択肢は①売上を上げるか②経費を減らすかの二択だと思います。①は成果が出るまでに時間を要しますので、すぐに何とかしないといけない状況だと②をまず選択することが多いですよね。②の代表例はリストラです。このリストラの考え方とトラビアンの防衛の考えが同じなのです。
実弾をまともに被弾しまうと同盟の存続(運営)が危ぶまれます。その中で誰が被弾してしまうのがマズいのか?考えてみましょう。数字は優先順位ではありません。
①盟主:同盟の中心的人物であり、運営方針を決める最終決裁者。同盟員が最後までプレイしたくなるような同盟にしなければいけない役割(同盟員のモチベ維持)なので、盟主自身が被弾しモチベが下がると同盟存続が危ぶまれる。
②アタッカー:同盟の攻撃担当。このゲームの覇者になるにはどれだけ強いアタッカーを揃えられるかが重要。相手の村を破壊することでしか戦争の優越は決まらない点とアタッカーの育成コストを考えると守らなければいけない最重要人物かもしれない。
③人口の多い同盟員:人口が多い(所有する村の数が多い)と言うことは資源の生産量が多いことにつながるので、(要はお金をたくさん持っている)被弾して削られてしまうと同盟の財力が低下する。
ざっくり守るべき重要処はこの①②③でしょうか。この①②③を同盟全体で防衛して、言い方は悪いですがそれ以外を切り捨てる形をとるわけですね。まさにリストラの考えと同じです。同盟存続のためには避けられないのです。
なので私みたいな下位プレイヤーはどうするかというと、この考え方は理解できますので、同盟の指示に従い仲間に援軍を送ります。しかし自分の村が被弾してしまってはゲームオーバーにつながってしまうので、絶対に守らなければいけない村(だいたい2村目)には主力の防衛兵で守り、余力を援軍として送るのです。自分の首都的な村(2村目)を守るというのは、敵側の主力アタッカーの実弾を完全防衛できないが再起不能になる損害を防ぐのと、半端なアタッカーの実弾を防衛する目的です。
攻撃側と防衛側の視点に立って考えてきましたが、こうなってくると心理戦になってくるわけです。
- こちらのアタッカーの首都を狙ってくるかもしれない
- いや首都には大量の防衛兵で固められているので、序盤は周りの普通村を狙って戦力を削ぐ戦略かもしれない
- それよりも盟主を狙って同盟全体のモチベ低下を狙ってくるかもしれない
- いやいや中位プレイヤーの首都は防衛が手薄なはずだから、そこを狙って同盟全体の戦力を低下させる戦略かも
- 相手もリスクを嫌って、こちらの下位プレイヤーから順々に削ってくるかも
- 裏をかいて一発目からアタッカーの首都かも
こうやってIRCにてどこを攻撃するか?どこを防衛するか?を話し合うわけです。もうこの時点で楽しいわけです。攻撃時間も比較的イン率の低い深夜早朝を狙ってみたり、同盟内にスパイがいてどれが実弾か?どこが本命の防衛先が筒抜けになっていたりと、再起不能な一発勝負なため様々なことが起こるわけです。私はこの頃には下位プレイヤーで援軍を送る事しかやれることがないにも関わらず、どこに実弾が着弾しただの、被弾したから至急追加の援軍要請があったりだのでIRCでの雑談みたいなもの楽しすぎてPCの前に張り付いてましたね。
こうやって戦争が行われていくのですが、私の所属している@stock同盟VS南東の大同盟の戦争は数の暴力で敗戦するのです。
トラビアンの戦争の勝敗の主な要因はやはり同盟の規模だと思います。攻撃、防衛両面において有利に働きます。大同盟の方がアタッカーが複数人いて、要は繰り出せるパンチの数が多いんですね。規模の小さい同盟だとアタッカーの数が1人か2人程度、もしくはアタッカーとよばれるほどの火力を擁しているプレイヤーは皆無の場合だってあります。そうなってくると繰り出せるパンチの数は1発か2発。戦争状態になるとパンチの繰り出し合いになるので、こちらが1発繰り出す間に、相手は5発、10発と繰り出すわけです。そうなってくると相手のクリーンヒット連発でこちらはボコボコにされますし、こちらの貴重な1発のパンチが大同盟の強力なディフェンスにより完全防衛されると次に繰り出せるパンチがなくなりますので、勝敗が決するわけです。
どういった結末だったかは覚えてないですが、基本的には負けた側のプレイヤーはモチベ低下によりクリア(ゲームをやめる)していきます。私はまだ続けたかったので、クリアではなく疎開することを選ぶのです。疎開するというのは、中心部からかなり離れたド田舎に拠点を移すわけです。ド田舎に疎開するメリットは攻撃を受けにくく、ぬくぬくと農業ができることですかね。デメリットは何をするにも中心部とはかなりの距離があるので、実質トラビアンのメインストーリーから外れた外野になるわけです。このトラビアンjp1の結末を外野から見届けるのです。
未だに@stockのページが残ってまして、こちらに私の疎開先が残っていました。
hamaya.@stock (344|-233) 種族: ガウル
同盟: stockSSE 所有者: hamao 人口: 144 大農場
かなりの辺境に拠点を置いていますね。この辺境の地にてカタパルトを作って攻撃の練習をしてみたり、方角戦に対して援軍を送ったりして最後までプレイしていたと思います。正直この辺はあまり記憶にないですね。
このトラビアンの世界における終盤の動きがどのようなものになるかというと
①北東、北西、南東、南西の4つの方角内で戦争が勃発し、それぞれの方角で覇者が決定する。この方角内戦をするのは終盤で同じ方角内に敵対する同盟があると方角戦に集中できないため、潰すか傘下に収めるかにして方角内を平定する必要があるためと勝手に考えております。
②WoW(ワンダーオブザワールド)という塔をLv100にするために4つの方角間で競い合う。
③WoWがLv100になるとゴールとなりサーバーがリセットされるため、敵のWoWに対して味方のアタッカーの超強力な実弾をぶつけて折りにいき敵の成長を遅らせる。
④どこかの同盟が③を繰り返しながらWoW建築でサーバー終了!!
この①~④のメインストーリーに携われると、とても大変であり幸せであるのです。ここまでくるのに約1年かかるわけです。1年かけてやるオンラインゲームかつ、仕事同様の熱量を求められるトラビアンを少しでもイメージを掴めていただけたでしょうか。
そして@stock同盟の皆さん ありがとうございました。皆さんのおかげでトラビアンの楽しさを知り、この後も続けていくきっかけになったと思っております。
Travian jp5
たしかjp1サーバーが終わったぐらい頃にjp5サーバーが始まるだったような気がします。間違ってたらすみません。ともかく私はスタートダッシュを切れるチャンスを得たのです。スタートダッシュの重要性をjp1で既に実感していますので、jp1で学んだことを活かしてjp5に参戦するのです。
私のこのサーバーでの目標は最後まで完走することでした。
トラビアンのメインストーリーに組織の歯車でかまわないので参加し完走したい
この目標を達成するためには同盟選びが最重要事項です。jp1サーバーで基礎知識は身についてますので、同盟のエースプレイヤーにはなれませんが、歯車として役に立てる下地はあります。
南東ガウル hamao3 爆誕です!
今回もガウルを選択します。ログイン頻度は高めであってもアタッカーになれるほどPCに貼り付けないので、ディフェンダーになって防衛コスパの高いファランクスと機動力のあるドルイドライダーを駆使して、同盟に貢献しようと思いました。
早速2村目を開拓する前に、私の運命を決める同盟を探し始めます。私はこのトラビアン内に知り合いはいませんので、始めてすぐ同盟に入るわけではなく、2村目開拓前辺りまで南東情勢を見極めていました。ここは人数が多そうだからと入ってみたら、実は経験の浅いプレイヤーの集まりだったとか、強そうな人がいるからと入ると戦闘狂すぎて序盤から周りのヘイトをかって潰されるとかのリスクを極力減らさないといけません。何と言っても今回の目標は完走ですから。ざっくり南東を見渡すと、blossom(通称:桜)という同盟が南東最大手でした。下部組織を含めると10同盟ぐらいあるメガ同盟です。完走するためにはもうここで決まりです。経験のありそうなプレイヤーが上位を占めていて、かつそれを支える一般プレイヤーの数も充分!しかし結果ここには入りませんでした。なぜか?よくわかりませんが、感覚的なものでしょう。無理に言語化すると、一番過ぎるのを嫌ったということでしょうか。私の性格的なものなんでしょうね。
そんなわけで私が選んだ同盟はORION同盟です。経験のあるプレイヤーもいて、数もそこそこの中規模同盟です。他の中規模同盟とも友好関係を結んでいて生存能力が高そうだと感じました。あとネーミングですね。ORIONってなんかカッコいい!って感じですね。こうやって記事を書いている時に気づいたのですが、ネーミングが好みだったが一番の要因だったかもしれません。皆さんも似たような経験がないでしょうか?商品自体は良く購買意欲がそそられるのに、商品名がしっくりこなくて購入を断念するみたいな。ネーミングセンスって大事なんですね。一応何回も言いますが、私は選ぶ側のプレイヤーでなく、選ばれる側の下位プレイヤーですからね。
そんなORION同盟所属となったhamao3は2村目に大農場を取得するのです。場所は中心部からちょい離れたちょい僻地です。この大農場というのはトラビアンでは非常に人気な土地です。なぜかというと、大農場は兵士を大量に保有するのに適した土地だからです。戦争ゲームなので武力が一つのステータスになります。私だってコイツはなかなかやるなと思われたいのでちょい田舎になりましたが、無事大農場争奪戦に勝利しました。
ORION同盟所属となった私は村の育成を進めつつも、造兵もコツコツしていました。造兵内容は無人の村の資源を奪ってくる用の攻撃兵を少々と援軍に送る用の防衛兵を大半って感じでしたかね。
そんなさなか所属するORION同盟が戦争を始めることになるのです。私は下位プレイヤーですので、戦争の経緯なんてものは詳しくは知りません。ただ相手はあの南東メガ同盟の桜同盟らしいのです。下部組織を含めると10数同盟ある南東随一の同盟です。正直当時の私がどういう感情を持ったかは覚えていませんが、今考えてみると「えっ勝てるの?ボコボコされて終わるよねhamao3」って思いますね。当時もそう思ってたかもしれません。こちらはORION同盟含め中規模同盟が協力して連合軍として戦うみたいです。この連合軍ってのが、guild同盟、CO同盟、WC同盟、EEC同盟、ORION同盟だった気がします。ここで思い出してきたのですが、桜VS連合軍を数で比較すると五分五分ぐらいだったのですね。それで「負けるかもしれないけど、ボコられることはないかも。ワンチャンあるんじゃない」って考えてた気がします。
この南東の覇者を決める、言わば現代社会における大企業VS中小企業連合の戦いが私のトラビアン人生における一番楽しい時間だったかもしれません。
ここが一番の盛り上がる場面だと想定していたのに、私の手は止まってしまいます。jp5でのこの戦争がトラビアン人生のなかで一番楽しかったという思いはあるのに、詳細なことを覚えてないのです。もう15年程前の話です。それはそうかと思い、昔2ちゃんねる掲示板で情勢把握していたのを思い出して、2ちゃんねるを覗きにいくともう見れないじゃないですか!情弱すぎてわからないのですが、これってもう見ることができないのですか?私の思い出が失われた気がして残念です🥲ここが一番面白いので詳細に書きたいが書けない。そんな理由で手が止まっていましたが、なんとかこの記事を完成させたいと思い、うっすら曖昧な記憶とWEB上に残ってた情報をもとに書いていきたいと思います。
この開戦した桜VS同盟連合(私はこちら側)は外から見ると桜優勢だったはずなのに、序盤から五分五分だったと思います。お互いに実弾を打ち合いtravianでの戦争が始まり、私は中心人物ではない下部組織員なので、一次情報なんてものは入ってくるわけもなく、同盟内でのIRCチャットや2ちゃんねる掲示板で戦況を知ります。そうすると五分五分ないし優勢なわけです。まさか大企業を相手に中小企業連合が優勢に運ぶとは驚きました。2ちゃんねる掲示板では桜が優勢で私たちはボコられるとの見方だったのに、なぜこんな状況になっていったのでしょうか?
それは戦争の中心人物たちの凄さにあったのです。
トラビアンの世界は現実世界と同じリアルタイムで進行していきますので、相手がゲームにログインしてない時間に攻撃や何かしらのアクションを起こすと優勢に働きやすいです。私たちは睡眠も取らなきゃいけないですし、仕事や学校もあります。当時はスマートフォンなんてないので基本トラビアンはPCで操作します。なので通勤途中に電車の中でスマフォ開いてトラビアンなんてできませんし、仕事の休憩中になんてものはできません。しかしこの戦争の中心人物たちは24時間PC前に張り付いているんじゃないかと思えるぐらい稼働しているのです。この方たちのリアルな生活は私は知りません。本当に睡眠を1~2時間で残りをトラビアンに費やしていたかもしれませんし、自営業の在宅ですき間にやっていたかもしれません。もしくは普通の会社員でこなしている方もいたでしょう。どんな立場であれトラビアン強者に共通しているのは、生活の優先順位でトラビアンは上位であり、稼働時間が長いのです。
私は当時夜勤のフリーターでした。バイト先でもPCがあり仕事中でも合間にトラビアンをポチポチすることは可能。バイト終わりはパチンコするか、競馬するかだったので、帰宅してトラビアン三昧も可能。そう現実世界の私はゴミ人間です。時間だけで言うとトラビアン強者です。当時はトラビアンに没頭してました。しかしこんな私ですらトラビアンの世界では下位~中堅プレイヤーでした。実際に時間を費やした私だからこそ上位プレイヤーの凄さがわかります。私は上位プレイヤーに憧れすら抱いていました。彼らは時間だけではなく、トラビアンに真剣に取り組んでいるのです。私は対象は何であれ物事に真剣に取り組む姿勢は素晴らしいものだと思います。
VS桜同盟で戦況を優勢に進めた私の所属する中規模同盟連合軍の中心人物たち。その中でも私が記憶に残っている人物がMIL氏とhiori氏の2人です。名前が間違っていたらすみません。あとこれは下位構成員の私の勝手なイメージで実際のところは違う可能性もあります。この2人はguildという同盟の方で、hiori氏が同盟の盟主。MIL氏が同盟のアタッカー、攻撃のエース格といったところでしょうか。このguildという同盟は連合同盟の中心的存在で発起人だと思います。桜同盟がguildと対立し、guildを潰そうとしたことにより、guildが周りの中規模同盟に連合軍を持ち掛け桜VS連合軍の構図が出来上がったんだと思います。このguildのhiori氏が盟主なわけで、この方が連合の方向性を決めるまとめ役なわけです。敵対同盟との交渉、連合同盟の軍略会議等やる事なんて多岐にわたるでしょう。この中小企業連合の構成員は500人程とネットから拾いましたので、いくらゲームとはいえ500人の組織の代表なわけですからそれなりのストレスはあったでしょう。もう一人のMIL氏は武力の中心的存在で、travianは攻撃してなんぼのゲームで、攻撃力=同盟の格と言っても過言ではないで、この方の存在が連合同盟の生命線なわけです。私の種族はガウル。防衛向きのの種族です。そしてこのMIL氏もガウル。私と同じ防衛向きのガウルなのにアタッカーなのが印象的で記憶に残っています。2人とも2村目の首都(一番破壊されてはいけない村)をXとY軸の中心に構えてますので、相手からの攻撃が短時間で届きやすく、中心的な存在だと相手もわかってますから標的にされやすいわけです。travianは同盟のモチベーションが低下すると一気に崩れ始めるゲームなので、中心的人物の村を破壊しモチベを下げ、同盟の運営が機能しなくなり周りの構成員も徐々にtravian熱が冷めクリア(ゲームをやめる)していき降参させるというのが王道だと思います。エース格+それを支える歩兵の数=同盟の強さです。そんなエース格2人には無数の攻撃ランプが点灯し、無数のフェイク攻撃の中に実弾も仕込まれていますので被弾することもあるわけです。この時期の実弾にはカタパルトを積んでいますので、被弾するということは村の一部が破壊されるということになるんですね。私みたいな雑魚は、一度被弾し村の施設が破壊されると心が折れてしまうんですよ。被弾するということは、村の防衛兵たちは全滅ないしそれに近い状態であり、さらに追撃が来る可能性が高いですから仲間に援軍を要請する+自前で造兵する、また破壊された施設を立て直す等やらなきゃいけないこといっぱいです。念のため言っておきますが、これはゲームです。そんなことが明日も仕事があるというのに寝る前に起こったら?朝起きて仕事に行く前に起こったら?「もうっ無理!!!!!」ってなるわけです。しかしこの2人は被弾しても何度も立ち上がるんです。毎日のようにこの2人の村には援軍要請があり、私も勝利のために同盟の歯車として援軍を送っていました。この兵士たちはもちろん飯を食うわけで、travianの麦と呼ばれる資源が滞在している兵士分減っていくわけです。この麦を無限に蓄えられるわけではなく、穀倉と呼ばれる施設で麦を蓄えるのですが上限があります。穀倉に麦がなくなってしまうと、兵士たちが餓死していきます。せっかく援軍要請し集めた防衛兵たちを敵の攻撃を受ける前に戦力ダウンさせるわけにはいかないので、援軍要請にプラスして麦支援要請もするわけです。もちろん私も麦を要請されている村に送っていました。ここで問題になるのが管理です。中心メンバーの防衛村にはかなりの数の防衛に長けた援軍が集まります。防衛村の穀倉には数の限りがありますから、麦の貯めれる上限値があるわけです。麦の貯蔵上限がある中でそれを遥かに上回る援軍が来ますから、物凄いスピードで麦が減っていくわけです。麦の生産量を兵士の消費量が大幅に上回ることによる麦のマイナス運用ですね。麦が尽きると兵士たちの餓死が始まりますから、麦の管理を24時間体制で行わなければなりません。同盟員がアクティブな時間は集まりやすいですが、アクティブな同盟員が少ない時間はかなり管理がシビアになるでしょう。仲間の兵士を餓死させるわけにはいかないというプレッシャーも相当だと思います。これを一人で24時間体制で何日も続けるのは無理です。そこで出てくるのがシッター制度です。
シッター制度というのは、自分のアカウントの権限を他のプレイヤーに付与する制度です。要は他人に自分の村を管理してもらうわけです。もちろん全権付与ではなく、一部の権限を付与する形になります。信用できる仲間にシッターをお願いすれば24時間体制で村を管理できるのです。私がプレイしていた頃はたしか2名までシッター登録できたと思います。本人も入れ3名で回すとはいえ、相手の予定を聞いて交代するタイミングを調整したりですとか、シッターで入る方も自分のミスで他人の村に損失を出すわけにはいかないのでプレッシャーも相当なもので大変だったはずです。引継ぎ連絡もあり、シッター中に緊急事案が発生し対応に追われることもあり、もうこれは「ゲームではなく仕事じゃねえか」です。
そんな連合同盟VS桜ですが、開戦しこちら(連合同盟)が戦況を優勢に進めます。TSUというサイトがあり、各村の人口増加を調べることができるものです。攻撃を受け、村の一部が破壊されると人口が減少します。そうするとTSUの村の人口が赤く表記されこの村は被弾したのだなとわかるわけです。人口の減り具合が大きいと攻撃の貫通具合が大きい、逆に攻撃したのに人口が減ってないと防衛されてしまったとのだと、外部の人間も知ることができるのです。この赤く表示される村の数が連合同盟よりも桜の方が多いのです。MIL氏も被弾し赤くなりますが、相手の村に次々と攻撃を貫通させます。私からしてみれば、自分の村が被弾し立て直しをしなければいけない状態で、攻撃もするなんてどんな管理をしてるんだよ!です。仕事もプライベートも両立です。それもどちらも緊急対応が必要な状態です。皆さんもこういった状況になったことがあるはずです。私もあります。そうなると私はどちらかが疎かになりました。トラビアンなら被弾して、攻撃を止め村の修復に専念するとかですね。それを両方こなしてしまうのだから超人です。2ちゃんねるではMIL氏は戦闘神とか呼ばれてた気がします。
ここで戦闘が優位に運んだ理由があります。それは戦略の差です。敵対する桜の攻撃はguild同盟のみでした。他にも連合同盟はあるのに攻撃対象はguildのみ。そうなってくると防衛先の数は絞りやすく、案の定相手方の攻撃は防衛されること多かったはずです。造兵するには時間がかかる(特にアタッカーの攻撃兵)ので、アタッカーの実弾が消滅すると、実質そのアタッカーはお役御免となり同盟の攻撃力(アタッカーの数)が減少します。そうなるとさらに防衛側は、相手のアタッカー数が減り実弾はどれなのか?が読みやすくなり有利差がさらに増します。こちらの攻撃は散らしてますから、相手と比較すると攻撃が成功しやすいのは容易に想像できます。
さらにトラビアンでは情報戦もあります。この戦果報告を2ちゃんねる掲示板などに投稿するのです。誤情報が多い中で、戦闘レポートの画像を貼り付け真実を投稿するのです。実弾が貫通した!防衛が成功した!の戦況報告は仲間の士気は上がり、敵の士気を下げます。私のような末端構成員には鮮度の高い情報は降りてこない(スパイ対策)ので2ちゃんねるのリーク情報で戦況を知るのです。こうやってみると鮮度が落ちてから情報が末端に届くというのは、現実世界でも同じですね。まさにトラビアンは社会の縮図なのです。
この士気が下がったプレイヤーには心境の変化が訪れます。今まではトラビアンを「現実世界の仕事のように真剣にやる」だったのが、同盟の攻撃失敗、防衛失敗の戦況悪化で士気が下がることにより「たかがゲームじゃん」に変わるのです。そうなるとプレイ時間が減っていきクリアしていくプレイヤーも出てきてアクティブな同盟員の数が減っていきます。そうなると援軍、麦支援の量が減っていきますのでさらに戦況が悪化します。
こうなってくるとドミノ倒しのように同盟が崩壊していきますので、勝負は決したも同然です。この我ら中規模同盟連合VS桜同盟の戦争はこちらの勝利となったのですが、ここでもう一波乱が起きるのです。
なんと敗戦した桜同盟(南東)が南西の大同盟news同盟に支援を求めたのです!このnews同盟というのは南西を収めている大同盟で、同盟員数でいうとこのjp5サーバーで一番の大同盟です。数=強さとは必ずしもならないですが、その可能性は高いと考えられますので、おそらく一番の戦力を持っているであろう同盟と我らの敵国が手を組んだとなると、状況が一変してもおかしくありません。こちらは桜に勝利したといってもノーダメージではないので、私はこのタイミングで攻撃を受けるとなると詰んだなと思いました。手を組んだ経緯などは私はわからないですが、おそらく漁夫の利を狙ったのではないでしょうか。この時は私のような末端構成員にも攻撃ランプが点灯しました。結論実弾は一度も来なかったですが、ハラハラドキドキしたのを覚えています。どうせフェイク攻撃でしょ?と思ってても、もしかしたら?とも思い着弾時間前にPCの前に張り付いて、もし実弾で防衛兵が全滅し、村が破壊されたらすぐ対応できるようにするのです。この時にフェイク攻撃の必要性を肌で感じました。これが普段なら寝ている時間でも気になって起きましたし、日中でも外出を控えたりしてました。トラビアンをやったことない人からしたら「おまえはおかしいよ?」となりますが、トラビアンプレイヤー達は理解してくれるはずです。こうして生活リズムがおかしくなっていくのですね。
このnews参戦を受け、形勢逆転し敗戦の匂いがクンクンとし始めた状況からさらに変化が起こります。これもまた経緯はわかりませんが、我ら南東と北東、北西の同盟が手を結び南西のnews同盟と対峙することになったのです。だいたいこの終盤に差し掛かろうとする時期になると各方角で覇者となる同盟が決まってきますので、三方角が連合を組むというのは三方角の覇者が手を組むと同義です。たしか四喜和連合という名前だったと思います。おそらく南西の脅威であり、これから始まる終盤戦(方角戦)でも数的に優勢なnews同盟を駆逐するという思惑が一致したのでしょう。これって現実世界でも似たようなケースがありますよね。新興勢力が台頭し始めると、既存勢力が手を組み潰しにかかるみたいな。「お前らに利権は渡さぬぞ!」と言わんばかりですね。さすがにこの状況は覆せないわけで四喜和連合VSnews同盟の戦いは四喜和連合の勝利となるのです。この逆転からの逆転の展開と、現実世界と同様に利権を争うドロドロした感じが私がjp5サーバーが一番楽しかったと、そしてトラビアンにはまった要因だと思います。
実際この時期のトラビアンのセオリー通りだと、戦争をバチバチにやり合うというのは終盤に向けては不利な展開になります。セオリーだとなるべく早めに方角内を統一(なるべく大きい戦争を避けて、演習目的で小さい同盟と戦争し、外交で方角内を統一)し、方角間戦争、WW戦に向けて造兵するです。特にアタッカーと呼ばれる人達の攻撃兵が重要になってくるので、戦争をバチバチにやって攻撃兵に損害を出しながらというのは効率が悪いわけです。ただそれだと約6ヶ月~9ヶ月間ほどひたすら村の育成と造兵をする日々になってしまいますので、つまらないわけですね。WWを建ててこのサーバーの勝者になりたいと思いつつも、なんだか終盤まで戦争をしない流れはつまらないと感じていた人は多いはずです。だからこそ、方角内で大同盟かつ同規模での戦争をした南東はとても楽しかったです。実際に当時の2ちゃんねる掲示板でも「なんだかんだバチバチに殴り合った南東が一番トラビアンを楽しんでそうだよな」みたいなコメントが多かったような気がします。jp5南東での出来事はなかなか体験できるものではないと思いますので、この戦争に参加できた私は運が良かったのかもしれませんね。だからこそこの記事を書いてみたいと思ったのかもしれません。
さてここから終盤のWW戦に入っていきます。WoW(Wonder of the World)という世界の驚異的建物を仲間同士で協力し合いながら建築し、それがLv100になると完成となり、このトラビアンサーバーがリセットされ完結する流れとなります。基本的にはWoWを北東、南東、南西、北西の4方角で建て始め、一番早くLv100に到達した者が勝者となるのですね。
ここでWW戦では3種類のプレイヤーが存在します。
- 方角の覇者同盟に所属していないプレイヤー
- 方角の覇者同盟に所属する末端構成員
- 覇者同盟に所属しWoWを建築する中心メンバーたち
①の覇者同盟に所属していないプレイヤーはそもそもWW戦に参加できないので、このゲームの外野ですね。ただWW戦の結末を外から見届けるだけです。
②の末端構成員はWW戦には参加できます。ただ何をするかというと、このWoWを建てている村に足りない資源と防衛兵をひたすら送り続けるだけです。
③WoWを建築する中心メンバーたち。まあ①と②は同盟に所属しているかしていないかの違いだけでWW戦になると暇なんですね。外から眺めるか、単調な作業をするかのどちらかなので。しかしこのWoWを建築する人はというと激務です。WoWをどこよりも早くLv100にする競争なので、建築中に敵対同盟(各方角の覇者)から攻撃が来ます。相手のWW村に攻撃し、ダメージを与えWoWの建築を遅らせる目的ですね。これをWW砲というのですが、アタッカーと呼ばれる攻撃特化のプレイヤーの方たちはこの一発のために一年近く造兵に励み準備するわけです。なぜ一発なのか?それは防衛する側も火力の高い攻撃が来ることがわかってますから、それを防げるだけの防衛兵を同盟内で集めるわけです。なのでWW砲は相手の村にダメージを与えることはできるけども、帰還することはないのです。決死隊ですね。逆に防衛する側はというと、WW砲を撃退するために同盟内でありったけの援軍を集めますから、その分の麦(食料)が凄まじいスピードで減っていくわけで、この麦(食料)管理がとても大変なんです。まあ私の立場は②で③のWoW村管理やWW砲担当アタッカーの経験は皆無なので、これは聞いた話や想像で語っています。WoWを一人で管理するとなると24時間体制となるので寝れませんよね。それは普通に無理な話なので、シッター制度を使って複数人で管理するんでしょうね。ネット上には過去のトラビアンの記事が少なく、私は③の経験がないため実際に③の立場でプレイしていた方の話を聞いてみたいものです。ゲームですが、実際の仕事以上に労力を割いたでしょうし、まともに寝れなかったでしょうし、ストレスも半端なかったでしょう。私は③の立場の人達を尊敬しています。この③の立場の方たちのおかげで、トラビアンが終盤まで盛り上がり、ストーリーを完結させることができるのですから。
本当にこの③の人達は凄いんですよ。攻撃、防衛が芸術です。私は真似しても出来なかった。
相手の村を破壊する目的の攻撃は損害をなるべく減らすために一度に全力が基本です。こちらが2ヶ所を同時に狙いにいって、兵力を半々にして攻撃し、どちらも半壊してしまっただと話になりません。しかし相手の村を破壊するためにはカタパルト(投石機)という攻撃部隊を帯同させなければならないのですが、このカタパルトが相手の村の施設を破壊できるという魅力がある反面、移動速度が遅く、生産コストが高く、単体では酷く脆いのです。(あと一回の攻撃で2ヶ所の施設しか破壊できない)
- 移動速度が遅い→これは相手に防衛の準備をする時間を充分に与えてしまいます。
- 生産コストが高い→生産するのに時間もお金もかかります。
- 単体では脆い→なので単体での攻撃はできず、周りに護衛の兵士を帯同させます。
要は攻撃する側としては、なるべくカタパルトには無傷で帰還させたいわけです。これを踏まえて基本の一度に全力で攻撃をしてしまうと、カタパルトにも損害がでてしまうので、リスクリターンで考えるとおいしくなくなります。ではどうするか?波状攻撃を仕掛けるのです。先ず1波目に全力の攻撃兵で攻撃し、相手の防衛兵を壊滅させ防衛機能を無力化します。露払いですね。そして2波目以降にカタパルト部隊を送り込み村を破壊するのです。カタパルトは一度に2ヶ所しか施設を破壊できなので、4ヶ所を破壊したいなら3波攻撃、6ヶ所を破壊したいなら4波攻撃というような形です。
次に防衛側の対策として差し込みというものがあります。これは相手の波状攻撃の間に防衛兵を当てカタパルトを壊し村の損害を抑える防衛方法の一種です。1波目で相手の攻撃力の方が高く、こちらの防衛兵が全滅した場合あとは2波目以降のカタパルト部隊に村が破壊されてしまいます。ただ波状攻撃をする場合、当時は(今は知りません)波状の数に合わせて攻撃の画面のタブを開いて各々の攻撃ボタンをクリックしていくのですね。3波攻撃なら攻撃のタブを3つ、4波攻撃なら4つ用意して攻撃ボタンをポチポチポチとクリックしていくわけです。それでこのポチポチの間に時間差が生まれるわけです。
- 1波目着弾00分01秒
- 2波目着弾00分02秒
- 3波目着弾00分03秒
この1秒の時間差の間に援軍として防衛兵を村に送り込むわけです。そうするとどうなるか?1波目で自村の防衛兵が全滅します。2波目以降カタパルト本体が突っ込んできます。このカタパルトは単体だと脆いので、2波目以降に援軍を差し込めるとカタパルトが全滅して、自村の施設は守られ、相手はカタパルトに損害が出て大ダメージを負うのです。
ここでまた攻撃側に戻ります。上位プレイヤー同士の攻防になると、攻撃側のプレイヤーも差し込まれることがわかってますから、対策を打つわけです。それが同秒攻撃です。波状攻撃を同時間同分同秒で行い時間差を作らずに相手に差し込ませないのです。これが私には出来なかった。攻撃タブを波状攻撃分用意して、それをCtrlキー+Tabキーで切り替えてEnterキーか左クリックでポチポチ素早く行うわけです。もちろん通信速度やPCのスペックの問題もあるのでしょうが、どうしても間に時間差が生まれてしまう。トラビアンは攻撃してから90秒以内であれば攻撃をキャンセルできますので、キャンセルの繰り返しの末途中で諦めましたね。
どうですか?まさに芸術ですよね。私はこの方たちからトラビアンの奥深さを教わり、上位プレイヤーとの能力差を感じ、そして尊敬の念を抱き、ゲームをより面白くしてくれたことに感謝しております。
そんなjp5サーバーのWW戦の結末ですが、私の所属する南東の同盟は最終盤まで1位でしたが、最後の最後でWW砲によりWoWが折られてしまい、たしか北東の同盟がWoWを完成させjp5サーバーの覇者になりました。
こうして私のjp5サーバーは終了しました。そして当初の目的であった「トラビアンのメインストーリーに組織の歯車でかまわないので参加し完走したい」は約1年をかけて達成しました。参加した2つのサーバーで私はjp1サーバーでトラビアンの基礎力を、jp5サーバーで実践的な経験とトッププレイヤーとの関わりによってオンラインゲームの楽しさを知りました。
ゲームを楽しむというちょっとした気持ちで入ったトラビアンの世界は、一つの組織があり、組織を存続させるために意思決定をするトップがいて、それを補佐する幹部、利益を上げるエースプレイヤー、組織の駒となる平プレイヤーで成り立ち、そして競合他社と利益の奪い合いという現実の社会構造と全く同じでした。だからこそトラビアンの世界でも社会と同じ立ち回りが求めらます。そこには第二の自分がいて、現実では不可能な2つの人生を送っている気分になります。そんな2つ目の人生のトラビアンの中で、組織を率いたり、エース級の働きを上げ周りから称賛されたりでもしたら、承認欲求が満たされ更にゲームに没頭するでしょう。私はトラビアンの世界でも大した戦果は上げませんでしたが上記のような気持ちで、仲間欲しさや承認欲求欲しさで没頭していたんでしょうね。
そう、トラビアンの世界は社会の縮図なのです。
いつのまにかに優先順位1位のタスクになっていた
ここまでの話で皆さんにもトラビアンに没入していく気持ちが多少は理解していただけたのではないでしょうか。トラビアンの世界は現実社会の縮図で、あたかも第二の人生を歩んでいるような気分になります。そしてトラビアンに触れてしまった私の生活もいつの間にかに変化していくのです。
当時私はフリーターで夜勤のバイトをしていました。なので普通の人とは生活リズムが逆で、夜働いて、朝方帰ってきて、食事をしたりしてお昼ぐらいに寝る生活をしていました。トラビアンに出会う前の生活はというと、朝バイトが終わってそのままパチンコに行くか、土日は競馬新聞を買ってお昼のメインレースの予想をする、あるいはそのまま寝ずに遊びに行く、一旦家に帰ってすぐ寝て夕方から遊びに行ってそのままバイトするみたいな生活でした。フリーター以前は普通の日中働く正社員でして、それに比べるといつでも病院や歯医者、あと役所なんかに行けますし、将来の不安と睡眠時間に目をつむれば、なかなか有意義な生活だなと思ってました。今と比べてもあの当時はストレスフリーな生活を送れていた気がします。
こんな生活を送っていた私は、トラビアンに出会い徐々に生活が変化していきます。トラビアンはリアルタイム進行のブラウザーゲームなので、自分がトラビアンをプレイしていない時でもライバル達はトラビアン内で村を育成しているわけです。そうなってくるとトラビアン内でやれることがあるうちは、自分もなるべくトラビアンをやろうとするのは当然です。当時はスマホは今ほど普及していなくて、というかスマホを持っている人は変わった人?みたいな認識で、ほとんどの人が折りたたみ式携帯電話を使っていました。なのでトラビアンをプレイするにはPCが必須です。そうなってくるとバイト先では合間を見て職場のPCでトラビアンをポチポチして、バイトが終わると自宅に直帰するようになっていきました。帰宅してから食事をするのも、お風呂に入るのもトラビアンが一旦落ち着いたタイミングで行い、睡眠時間さえも削ってトラビアンに夢中になり、トラビアン中心の生活になっていきました。トラビアン中心=PCに張り付いている状態なので基本的に外出するのが億劫になってきます。そうなってくると、人付き合いが当たり前に悪くなってきます。こちらから誘うことはなくなり、誘われたら渋々行くみたいなノリの悪い人間になっていきます。ただ当時付き合っていた彼女となると話は別で、付き合いを悪くすることはできないので定期的に外出しなければなりません。ライバル達が村を育成している中、私はPCから席を離れ外出しなければなりません。トラビアンにハマってしまった私には一大事です。ではどうしたか?私は外出前に数時間席を外してもそこまで損失が出ないような、且つ攻撃を喰らっても致命傷にならないような最低限の準備をして外出していました。被害を最小限に留めるという意味では株の損切りと似た考えですね。トラビアンプレイヤーならシッターを他のプレイヤーに頼めよと思われたかもしれませんが、私みたいな底辺プレイヤーにはシッターをお願いする勇気などありません。ですので外出前に準備をして、外出先では折りたたみ式携帯電話のパケット通信で村の状態だけは確認できたので、攻撃の有無だけを確認していました。攻撃が来たところで外出先ではどうすることもできないのですが、無いのを確認して精神の安定を保とうとしていたのですね。気付けば彼女との楽しいはずの時間でも頭も片隅にはトラビアンのことがチラついてましたし、帰宅後すぐPCに張り付いて状況確認をしている人間になっていました。自宅に一緒に居るときに、彼女から「私と居る時にPCをちょこちょこ触るのをやめろ」と何度も怒られたのをいまだに覚えています。
1日5分から始められる箱庭育成ゲーム「トラビアン」なんか面白そうだからと軽い気持ちでちょっと始めてみたトラビアンがいつのまにか生活の大部分を占めるようになっていました。
- トラビアンの事で頭が一杯でトラビアンがしたくてしたくてしょうがないので睡眠時間を削って常に寝不足
- リアルでの生活における人付き合いが非常に悪くなる
- トラビアンをプレイする時間を捻出したいがために、衣食住を最低限にしてしまう。簡単な食事で済ませ、洗濯掃除なども後回しにして、おしゃれに対する意識も希薄になってしまう。
- プレイしている時はトラビアン内の情勢に常にアンテナを張り、自分の村の今後の育成について長期目標のゴールを定め、それを短期目標に分割し、それを効率良く進めるにはどうしたらいいか考え尽くす。
トラビアン=仕事だと仮定するならば、私はもはやベンチャー起業家です!そう思えるほどに私はトラビアンに没頭していました。
気付けばトラビアンというゲームはいつのまにかに私の人生における優先順位1位のタスクになっていました。
Travianは復活させるべき最高のゲーム
しかしこんなにのも没頭したトラビアンライフは1年半~2年で突然終わりを迎えることになるのです。他人からみたら狂った私のこのトラビアン最優先の姿に、彼女が見限り破局しそうになるのです。そうなってくると私の意識も急にトラビアンから現実に向きだし、トラビアンをやっていても楽しくなくなりました。正確には依存症になって続けてはいるが、現実が気になり集中できない状態ですね。そんな状態が数日続いたある時、「よし!やめよう」とふと思いトラビアンをやめました。その時はjp5サーバーを完走し、新jp1サーバーだったかな?が開始して3~4村目を所有している時期でしたね。
私のようにリアルと上手く折り合いをつけられずにやめていったプレイヤーは多かったのではないでしょうか。普通に考えたらそうですよね。私は当時慣れた簡単な仕事を淡々と毎日している無成長な状態でしたけど、普通の社会人ならプレッシャーを抱えながら仕事と向き合っている状態でトラビアンを継続することは不可能に近いはずです。
ネット上でトラビアンとはこんなゲームだぞ!と紹介されてました。
これからトラビアン始める奴にこう言いたい、トラビアンはこんなゲームだって
・睡眠を削り、仕事中も常にチェックを怠らず、一年以上、体を壊すぐらいに
監視と育成を続けるゲーム
・お金が湯水のように飛びます、並のMMOなんて目じゃないほどお金を浪費します
・大規模集中攻撃を受けると応援なしではまず生き残れません
まともに攻撃された場合、それまでに費やした時間とお金がほぼ一瞬で無に帰します
・そして、そういう幾多の困難を乗り越えて得られるのは、一枚の画像だけです
WOWが建った瞬間、ゲームは何の余韻もなく終わりを迎えます
一年以上の時間を浪費し、健康を損ね、お金を浪費し、得られるものは、破滅、または一枚の画像だけ
これがトラビアンです
笑ってしまうほどまさにその通り!と思ってしまいました。私のこれまでの長ったらしい文章を簡潔に上手くまとめてくれています。この文章を読む限り、トラビアンとは健康、お金、時間という人生で大切なものを犠牲にするゲーム。何のために?賞金ではなく一枚のあなたは勝者です!という画像のためだけにです。勝者以外は人生が破滅に向かいます。普通ならやらない。しかしやってしまう魅力がある。私はこの記事を書いていて、トラビアンとは禁断のゲームではないかとすら思えてきました。
しかし
- ゲームなのに再起不能な一発勝負
- トラビアンの世界は社会の縮図
- いつのまにかに優先順位1位のタスクになってしまう
①②③の要素でドハマりして熱狂し人生が狂ったトラビアン。そんなトラビアンをゲーム配信者、ストリーマーの方達がプレイしているのを私は見たいと思ってしまいます。ゲームが成熟し興行として成り立っている現代で、この禁断と思えてしまうトラビアンというゲームをどう料理するのかとても興味があります。
今でもそう思わせてくれるトラビアンは復活させるべき最高のゲームなのです!
ここまでで約3万文字の長々とダラダラとした文章になってしまいました。この記事にそんなに需要がないのはわかっています。それでも私は最初に書く記事はトラビアンについてと決めていました。
この記事の目的は、昔トラビアンをプレイしていた人達が読んで楽しんでもらうこと。トラビアンを本気でプレイしていた人は人生の一部として良くも悪くも強く印象に残っているはずなので昔を懐かしんでもらえたら幸いです。
そしてトラビアンを知らなかった人達にも、こんなゲームがあったんだと知ってもらえたら、トラビアンは私の人生の一部なので嬉しいです。
あの頃トラビアンをプレイしていた人達は今40代~50代でしょう。あと10年~20年で定年になると思います。いつか老後に将棋を嗜むようにあの時のプレイヤー達とトラビアンをしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。Travianは復活させるべき最高のゲームである